京都市右京区にて、既存マンションの1住戸を購入された方より内装のリフォーム工事の設計をご依頼いただきました。
対象住戸は築約20年の分譲マンションの1室。
今回は現地調査→作図→メーカーショールームにて設備の決定→相見積もり→リフォーム施工の設計及び調整を担当しました。
水回り(キッチン、浴室)を中心に変更したいとのご要望でしたので、まずは現場調査と採寸作業を行いました。
元々の分譲マンション販売用の図面はありましたが、詳細寸法は載っていなかったので現地にて細かい寸法を測り、キッチンサイズ等を確認していきます。元々カウンターキッチンではあったのですが、天袋があることによる閉塞感を取り除きたいとのことでしたので、天袋と垂れ壁が撤去できるかも確認し撤去可能と判断しました。また、キッチンの袖壁を撤去することにより、キッチンのサイズをワンサイズ大きく出来ることも判明しました。
調査の後に作図を行いつつ、メーカー各社のショールームにてどのキッチンにするかなどをアドバイスを元に決めていただき、図面に反映し、その図面を基に数社に見積依頼を行い、施工者を決定しました。
結果的には予算額よりも低く抑えれたということで、追加で収納の工事もお願いすることができました。
コロナ禍により様々な物が入ってこないという状態で施工時期も決まりにくい状況でしたが、なんとか無事に工事は完了し、喜んでいただけました。